どーも。「オフィサーGG Jr.」でございます。
皆さんは、定価の王道、コンビニで割高なWhiskeyを購入したことがあるだろうか。
今日は初めて出会った、私の大好物のWhiskeyのお話。
★概要
〇精魂尽き果てると、どうなる?
- 長時間労働に加え、開放される見込みもない長期間出張
- 気づけば一カ月の残業時間はウン百時間
- まさに”魂”が疲れていたが、か、金はある!
- なにかに取りつかれたようにお酒を探すおっさんの姿
〇運命の出会いとしか言えない出会い
- 想像してほしい。ダサい私服でヒゲ★モリモリのおっさん
- コンビニで高い酒を探していたら出会う。「TALISKER」
〇魂の安らぎここに
- 強いアルコールが入ると喉を通りすぎる一瞬は熱い
- やがてアルコールが体中に行き渡る
- 体を宙に浮いて、これが魂の安らぎ
〇味わいについて
- 少し強めのピート香が不安にも感じさせながら
- そのピート香がだんだん快感になっていた不思議
- 追ってくる甘い香りもたまらない。
★まとめ
当時20代ながらすでに
「我が酒道に一片の悔いなし」
状態で昇天しちゃうのでした。
本編スタートです。
精魂尽き果てると、どうなる?
コンビニは基本的にスーパーのような割引があまりない業態なので、
お酒を買う際には
その利便性を重視し、
比較的リーズナブルな価格帯のものや、
そのコンビニでしか買えない限定品
なんかを買うことが多いだろう。
かく言う私も残業に塗れ、、
疲れがたまった週末の晩に、、
フラッと考え無しで
つまみやビールなんかを
買っちゃうのがほとんどだ。
そんな私は
なんとなくではあるものの
割高な高級Whiskeyに、、、
手を出してしまったのだ。
理由はいろいろあったけど、
長時間労働に加え、開放される見込みも
ない長期間出張で、
精魂尽き果てる時だった。
まさに”魂”が疲れていたんだと思う。
時代(とき)はおりしも20代前半。
サラリーマン。
一人前のエンジニアを目指し、夢抱いて会社に入るものの頭脳労働がほとんどなく、
まさに社畜の如く働かされ、
気づけば一カ月の残業時間はウン百時間。
結婚もしていないときだったので、
お金は使いたい放題!
もちろん出張手当がついていたので、
割りマシマシ給料だ。
か、金はある!
毎日がコンビニ飯の連続だったけど、
当たり前のような休日出勤が終わり、週末土曜の深夜。
なにかに取りつかれたようにお酒を探す
おっさんの姿
(若かりし日のオフィサーGG Jr.)
がそこにはいたのだ。
運命の出会いとしか言えない、、、と私は想う。。
深夜に疲れ果てて、
ダサい私服でヒゲ★モリモリのおっさんが狭いお酒ボトル棚を眺めている姿を
想像してほしい。
コンビニ定番の
麦焼酎いいちこ(下町のナポレオン)、
鍛高譚(紫蘇焼酎)は全く眼中に入らず、
スルーした「鍛高譚」
こちらもスルーした「いいちこ 下町のナポレオン」
ブラックニッカ、角瓶、トリス、
そんな格安Whiskeyが並ぶ、
いつもと同じ、変わらない光景にげんなりしながら、とにかく高いWhiskey!と探し当てたのが、
「TALISKER」である。
サイズはハーフボトル。価格2,300円(税抜き)だったと思う。
当時、円高!?も手伝って、フルボトルで3500円ぐらいであったと記憶している。冷静に考えれば、結構割高だが、
脳が死んでいた当時の私には高いという
算数はできなかったのだと思う。
そもそもコンビニで2000円以上の酒を買う人なんてほとんどいないだろう。
重い足取りでコンビニから
逗留先の安ホテルへ帰ると、
一緒に買ったビターチョコで
口の中をほんのり甘い状態にしたあと、
ショットの半分ぐらいの煽ってみた。
魂の安らぎここに。
強いアルコールが入ると
喉を通りすぎる一瞬は
熱いのだが、
やがて
アルコールが体中に行き渡り、
体を宙に浮かせてくれる。
これが魂の安らぎ。
極限に疲れていた私にはそう感じたのだ。
少し強めのピート香が
「値段のわりに口に合わないのかな?」を
不安にも感じさせながらも
1口、1口ずつ、慣れてきて、
そのピート香が
だんだん快感になっていた。
後から追ってくる甘い香りもたまらない。
もう病的なWhiskeyだ。つまみのチョコも
進む!進む!
これこそ、運命の出会いだった。
Barに行けば、けっこう出会える。
Whiskey通の方からすれば、
ポピュラーなシングルモルトである
このTALISKER。
当時は知らなかったのだが、ショットバーなんかに行けば、置いてあるお店も多い。
ピート香が強すぎ飲みにくい方は
少し甘いがドランブイと合わせた
カクテル:ラスティネイルで
飲んでほしい。
香草の薫りと甘さが素敵なカクテルだ。
このTALISKERとの出会いが
リカーショップではなく、
コンビニだったこの奇跡に。
私は20代ながらすでに
「我が酒道に一片の悔いなし」
状態で昇天しちゃうのでした。
最後まで拝読いただき、ありがとうございます。
コメント欄に私以上のTALISKERの熱い想いになどありましたら
是非書いていただけると嬉しいです!